法政ゲートウェイ講義学部の特徴
公務入門、司法職入門、ビジネスとメディア、金融入門4つの進路
公務入門
受講生が公務部門への就職や公共政策大学院への進学に必要な基礎知識や態度を身につけることを目標とします。公務員制度に関するパートとゲストスピーカーをお迎えするパートの2つのパートから構成され、前半では、身近でなかった公務員制度を取り上げます(公務員の種類、仕事、昇進、給与、動機)。後半では、ゲストスピーカーとの質疑応答を通じて就職先としての公務員の魅力を伝えていきます(国家公務員試験、女性国家公務員のキャリア形成、本学の公務員試験受験者向けキャリア支援、公共政策大学院の魅力、卒業生からみた公務の世界①国家公務員、②都道府県公務員、③市区町村公務員)。司法職入門
弁護士、裁判官、検察官、司法書士、弁理士など司法関係専門職等および司法制度・法曹養成制度について基本的な理解を得て、司法職や司法関連機関への就職、予備試験合格、法科大学院への進学に役立つ基礎知識や態度を身につけることを目標とします。司法関連専門職等、司法制度、法曹養成制度に関する講義のほか、ゲストスピーカーをお招きする回では、主として本学法学部・本学法科大学院のOB・OGとの質疑応答を通じて、法曹(弁護士・裁判官・検察官)、各種士業(司法書士、弁理士など)、会社法務部などの仕事の魅力を伝えていきます。
ビジネスとメディア
現役ジャーナリストによる時事解説と体験的日本経済解説です。責任ある社会人が、就職して社会に出ていく時への準備として時事問題に身近に接することができるよう、特に政治経済問題を直近のニュースや経済問題の実例を挙げ、解説・分析していきます。毎回、直近1~2週間で報道された時事トピックを取り上げて解説するほか、法学部生がビジネスや法・政治に関して知っておくべき重要テーマ(例、法改正のビジネスに与える影響、企業倒産の法的側面、アジア市場と日本経済など)を講義します。あわせて時々刻々と変化する世界の旬なニュースを捉えて講義します。
金融入門
立教大学法学部の卒業生が最も多く就職する業界の1つが、金融・保険業界です。ところが、「金融」とは一体何なのか、それぞれの金融機関の役割がどのようなものなのかは、イメージしづらいものでもあります。そこで、この授業では、金融に関係する法ルールの基礎を講義しつつ、金融業界に興味のある学生が、具体的なキャリアプランを描くために、これからの4年間、法学部でどのような学修をすればよいのかをお伝えします。また、多くのゲストスピーカーをお招きし、金融業界の現状や実際の仕事内容について、分かりやすくお話しいただきます。