はじめに立教大学 法学部/大学院法学研究科

人のために法はある

「人のために法はある」という古いことわざがあります。法は人がつくるものであり、人がより良く生きるために、そして、人々が暮らす社会をより良いものにするためにこそ、その存在価値があるという意味です。

人と人が出会い共同で何かをする集まりを社会と考えると、皆さんも、家族や学校などの社会で、様々な利害や価値観の対立に直面し、何とか折り合いをつけるために頭を悩ませた経験があるはずです。これが国家となると、急に縁遠く感じてしまうかも知れませんが、事柄の本質はまったく同じです。

法学部での勉強の目的は、法を用いて、人々の間の利害や価値観の対立・矛盾がもたらす諸問題を平和的に解決し、共に生きる社会をつくる力を身に付けることにあります。そのためには、今ある法律や制度をただ学習して使いこなすだけでなく、先人が蓄積してきた知と技を活用して、新しい未来を切り拓く力が必要です。法学も政治学も、様々な価値観を互いに尊重し合いながら、人々が共存できる社会の新たな可能性を見いだしていくための知恵の体系なのです。

立教大学法学部での学びを通じて得られる、皆さんの血となり肉となる知識や思考法は、人との関わりの中で賢明に生き抜き、より良い未来を構想するためのたしかな力となるはずです。

法学部長 松井 秀征

法学部の歩み

1874年 米国聖公会ウィリアムズ主教による立教学校創設
1922年 旧制大学に昇格
1959年 法学部法学科創設
1961年 大学院法学研究科比較法専攻設置
1969年 大学院法学研究科民刑事法専攻設置
1988年 国際・比較法学科創設
1991年 大学院法学研究科政治学専攻設置
1996年 政治学科創設
2006年 大学院法学研究科法学政治学専攻に改編
2007年 国際・比較法学科を国際ビジネス法学科に名称変更
2021年 法学科に法曹コース設置
2022年 国際ビジネス法学科にグローバルコース設置

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