基礎文献講読・基礎演習学部の特徴

大学での学びのブリッジとなる少人数での演習科目

基礎文献講読と基礎演習は、法学部が1年次生向けに用意している、大学における学び方を身に付けるための授業です。基礎演習(法学基礎演習、政治学基礎演習)は、基礎文献講読で身に付けた学修方法を法学政治学の専門的な問題に応用し、より専門的な学修を自ら行うことができるようになることを目指します。

[基礎演習の例]

  • 地球温暖化や児童兵などの国際的課題について国際法の視点から考える
  • 子どもの機会格差を取り上げ、「豊かさ」とは何か問い直していく
  • FutureSkillsProject(企業から課題を提示してもらい、チームで取り組み、成果を出してゆく)
  • いのちの法と倫理-生命倫理ことはじめ
  • 保守とリベラルとは何か
  • 21世紀の危機と民主主義を考える
  • 戦後思想を学ぶ

当たり前の正解なんてない!

高校までは、教科書を中心に、学ぶべきことがほぼ決まっていました。大学では自分で授業を選び、わからないところを調べ、自分の考えをまとめなければなりません。さらには問題自体を自分で発見することが求められます。法学部が大学に入学したばかりの1年次生に向けて開講している基礎文献講読は、大学における学び方の基礎を身に付けるためのゼミナール形式の授業です。

基礎文献講読は、2つの大きな目的を持っています。1つ目は、本の読み方や参考資料の調べ方、報告の準備や議論の仕方、レポートの書き方など、大学の勉強を進めるための技術や方法を身に付けることで
す。2つ目は、これからの勉強のための基礎的な考え方や知識、専門的なコトバや論理の組み立てを学修することです。

そのために使われる材料は様々です。一人ではとても読めないような分厚い本を精読することもあるし、短い論文や記事を数多く読むところもあります。判例をもとに事件の背景について調べたり、テーマを決めてディベートをしたりすることもあります。

やり方はいろいろですが、基礎文献講読では唯一の正解などない問題を徹底的に考えるという経験をすることができます。その経験を共有することで、皆さんはきっとサークルや語学クラスで出会うのとはまた異なる種類の仲間を得ることができるでしょう。

学生からのメッセージ

議論で深まる思考と成長

法学科1年次
S.H.さん


基礎文献講読の魅力は、自分とは全く異なる視点が次々と提示されるところにあります。友人から反対される経験が少なかった私にとって、率直な異論が飛び交う環境には当初戸惑いもありました。しかし議論を重ねるうちに、自分の考えが深まり、学ぶことの楽しさを実感するようになりました。この授業は、思考の成長を確かに感じられる場だと思います。

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