卒業生MESSAGES

卒業生3名(学部案内2024)

2023/06/01

卒業生メッセージ

選択の幅を広げられる場所

©BANDAI

株式会社バンダイ/株式会社BANDAI SPIRITS
K.Y.さん (法学科 2011年卒業)


入社後の10年間で商品企画や海外営業を経験した後、現在は人事部で採用や新人研修を担当しています。これまでの現場経験を活かし、会社の魅力やリアルを世の中に発信しながら、日々、「人」や「会社」の成長について考えを巡らせるのは充実の一言に尽きます。
弊社事業のコアとなるのは、IP(Intellectual Property)、つまり、キャラクターの価値を守りながら、その力を最大限発揮する戦略です。そんなIPを主軸とする企画を担当していた頃も、知的財産に関する法律、ソフトウェア開発やライセンスの契約書を目にする機会が多々あり、法学部での学びが思いがけず活きた瞬間がありました。
法曹界や企業法務ではなく、別の道を選んだ私ですが、その選択肢の多さも法学部の魅力の1つです。いずれの道に進むも良し、皆さんの学生生活が、将来をじっくりと考える大切な時間になる事を願っています。

自らの意思で学び、社会人としての基礎体力づくりを

株式会社ブリヂストン
N.C.さん (国際ビジネス法学科 2019年卒業)


私は今、全社の人事・報酬制度を企画する部署にて、主にタレントマネジメントの企画や人事系の会議体の事務局を担当しています。一人ひとりが能力を最大限発揮できる仕組みづくりに取り組むなかで様々な困難に直面しますが、学生生活における学びが業務遂行の基盤になっていると感じます。
振り返ると、労働法・民法等の基本知識や契約実務のケーススタディから体得したビジネススキル、客観的な事実を普遍的なフレームに当てはめ結論を導き出すロジカルシンキング等、様々な人と関わり合いながら、自分の意思に基づいて学ぶことができた立教大学法学部での4年間は、これ以上なく得難く、贅沢で尊い時間だったと思います。世相などご自分では如何ともし難いことで歯痒いこともあるかもしれませんが、是非悔いのないように、様々なことを自ら学び、挑戦する大学生活を送ってください。

20年先に役に立つ時間を過ごせる法学部

朝日新聞社
K.M.さん (政治学科 2002年卒業)


記者として朝日新聞社に入社し、20年になります。最近は地域発のニュースをネットと新聞紙面に発信するデスクという仕事を務めています。
仕事のきっかけは、高校の山岳部で始めた登山にあります。当時出会ったのが、遭難を深く取材して原因を掘り下げた本です。新聞記事を集めたもので、取材をして報じた結果が、その後の事故の再発防止につながっていました。「自分もそんな仕事がしたい」と考え、社会の仕組みを学べる政治学科に入りました。大学では行政学のゼミで社会課題を研究。登山も続け、ヒマラヤ未踏峰に登頂しました。
この経験が今の礎です。記者としては社会部が長く、中でも裁判など司法分野に多く携わり、法学部の勉強が直接生きました。ただ、他にも「結果的に役に立った」と振り返ることが多いです。一見難しいと思っても、10年、20年後に「学んでよかった」と感じる時間を過ごせる場が法学部です。
※本記事は「法学部 学部案内2024」をもとに再構成したものです。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

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