学生によるゼミナール紹介

法学部 学部案内2026

2025/06/18

学生によるゼミナール紹介

演習[ディベートで学ぶビジネスと法]

法学科2年次 Y.K.さん
担当教員:藤澤 治奈 教授


藤澤先生が担当される本ゼミでは、法や制度、社会の在り方について構想する思考力を養うことを目指して、ビジネスと法に関する最新の話題をテーマにディベートを行っています。ディベートではテーマに沿って賛成するグループと反対するグループに分かれ、さらにディベートを行わない学生がジャッジとしてどちらがより説得的な議論を提示できたかを審査します。取り上げるテーマは、解雇規制やジェンダー平等など、我々学生が日々学んでいる様々な法律と現在の社会の動きとが密接に関わっているものばかりです。こうした問題を調査し考えることは、ただ講義を受けるだけでは得られない力を身に付けることができます。また他大学との合同ディベートも行います。ディベートを通して学年、大学の垣根を越えてゼミに関わる全学生が共に成長することができます。

演習[会社法演習]

国際ビジネス法学科3年次 K.A.さん
担当教員:高橋 美加 教授


高橋先生の秋学期の演習では、買収防衛をめぐり争われた判例を読み、議論しています。毎回発表担当者が主体となり判例の解説から話し合う議題まで決めています。発表者の裁量が大きいのが面白いところでもあり、難しいところだと思います。共通項の多い事例の判例を扱うので比較して議論することも多いのですが、必ず相違点があってその要因は様々なので非常に興味深く学ばせてもらっています。アメリカの判例から日本の最新の判例まで幅広く学習することができるのも魅力の一つです。この演習は春学期と秋学期で分かれているのですが、春学期には会社法を学ぶ上で必要な経済知識を身に付けることができ、春学期から履修するとより秋学期の演習の理解度が高まり深く学ぶことができるためおすすめです。

演習[この国のかたち-「戦争」と「戦後」を考える-]

政治学科3年次 Y.K.さん
担当教員:松浦 正孝 教授


松浦先生のゼミは、「この国のかたち̶戦争と戦後を考える̶」をテーマに、日本が第二次世界大戦以降たどってきた歴史について、政治や経済など様々な分野の論文を読み、学生主体で議論を行います。調査・報告はもちろん、議論の進行を行うのも全て学生。大変なことも多いですが、それだけ充実感とそれを共に乗り越えた仲間との結束も強くなっています。夏には、広島へ2泊3日の合宿へ行き、平和記念公園や海上自衛隊呉地方隊への見学を通じて、改めて平和への想いを馳せると共に、「戦後」を生きる私たちがどうあるべきかを深く考えることのできる有意義な時間を過ごしました。胸を張って何かに打ち込んだと言えるような学生生活を送りたい方、一緒に勉強できるのを楽しみにしています。
※本記事は「法学部 学部案内2026」をもとに再構成したものです。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

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