法学科

法の視点から問題を問い直し解決する力やより良い秩序を創造する能力の育成

法を通して社会を知る

私たちが漠然と暮らしている街や国さらには国際社会では、一見してさまざまな人やモノが無造作に活動しているように見えるかもしれません。しかしそこにはそれぞれの「秩序」があり、それに従って動いています。そして、そうした秩序を形作っているのが、法です。
法学科では、そうした社会秩序の基本骨格としての法を知り、社会の中で生じるさまざまな問題について何が重要な論点なのか(問題発見力)、それをどのように解決していくのか(問題解決力)、そして将来的にどのような社会秩序を作り出していくべきなのかを考える力(制度構築能力)を身につけます。

法的素養を備えた市民の育成

基本的な法学の素養を身につけることは、法曹(弁護士、裁判官、検察官)を志す人、あるいは国家公務員、地方公務員、司法書士、企業法務部員など法律に関係する専門職に就くことを思い描いている人たちだけではなく、NGOなどを通じた社会への働きかけを行ったり、あるいは普段の市民生活を過ごしたりする上でも、不可欠なものです。
法学科では、そうした素養を十分に身につけるために必要な法学の基本的知識を習得します。その上で、皆さん個人個人の関心に応じた応用的・発展的な法分野を学習することで、専門分野にとらわれない広い法的素養に裏付けられた判断を下し、問題に対処していくことができるようになることを目指しています。

法的思考力の実践的な修得

法は単に従わなければならないというものではありません。それは、さまざまな人々の思いを調整し、問題を解決するための出発点となり、また議論を通じた解決を導くきっかけとなったりします。
演習や少人数講義では、実際の裁判や事件でどのように法が適用され、紛争の解決を導いたのか、また私たちが暮らす社会をより良いものにしていくために、法や制度をどのように変えていくべきかを実践的に学びます。
こうした学びを通じて、どの分野で活躍するにしても求められる法的思考能力(リーガル・マインド)を身につけ、社会を先導する役割を果たす人材を育成することが、私たちの目標です。

学生からのメッセージ

私たちの生活や、誰かを助けるために学ぶ法学は
とても学びがいのあるものです


私たちが生活する上で知らないうちに守っているルール、これを改めて学ぶのが法学部です。その中でも法学科は、必修の法律科目がないため、自分の興味を持った内容を中心に学ぶことができます。私生活と法律の関係に関心があった私は、民法に興味を抱き、現在は民法を学ぶゼミ、サークルに所属しています。ゼミでは、より良い社会やルールをつくるために法律をどう使えばいいか、ディベートやプレゼンテーションを通して考えています。また、サークルでは、一般の方から民法の相談を受け付け、問題解決を手助けする活動をしています。テストのための勉強ではなく、自分の生活や誰かのために学べる法学は、とても学びがいのあるものだと思っています。

法学科4年 H.K.さん

カリキュラム(2020年度)

※法曹コースを2020年度以降の入学者を対象として導入します。希望者は2年次に進級する際に申請を行い、選抜で許可されることでコースの所属となります。